※下記会社名はご参加時点の表記になります。
会津電力株式会社 合資会社大和川酒造店
代表取締役社長(合資会社大和川酒造店 会長 9代目当主) 佐藤 彌右衛門
講演:「地域に根差した持続的な経営」
福島県にて、江戸時代から続く大和川酒造の9代目である、佐藤彌右衛門氏。
2011年3月の東日本大震災、それにより生じた福島第一原子力発電所事故を目の当たりにし、今後の会津や日本のエネルギー供給の在り方を考えることになった。2013年に会津電力株式会社を設立した。地元自治体や市民の出資を受けながら、会津地域のエネルギー自立を理念に事業運営を行っている。
他にも、会津若松市の観光活性化と生活者の利便性の向上に向け、JTBとNTTドコモと共同し、「AI運行バス」の実証実験を3月に行い、新交通手段としての確立を目指している。
地域の自立、活性化に尽力している佐藤氏の取組みを実際に見聞きする。
伊那食品工業株式会社
取締役会長 塚越 寛
講演:「年輪経営でいい会社を」
「かんてんぱぱ」ブランドとして親しまれる伊那食品工業。1958年に長野 県伊那市で創業した同社は、家庭用の寒天食品から業務用寒天製品、ゲル剤などの化学品まで幅広く手がけ、創業以来増収増益をつづけている。
1983年の社長就任以来、長年にわたり同社を牽引してきた塚越会長は、社是である「いい会社をつくりましょう」を徹底して追求。社員の幸せを第一に掲げ、そのためには、急な成長よりは、木の年輪が毎年一輪ずつ増えていくように、無理をせず自然体で、しかし着実に会社を成長・永続させていく“年輪経営”を実践してきた。
今回は、塚越会長より「年輪経営」の背景にある考え方についてお話いただくとともに、本社の周囲に広がる広大な「かんてんぱぱガーデン」を視察する。