“期待の先をカタチに”するプロジェクト進行中 !
能美防災株式会社
総合企画室リーダー 加藤 陽造 氏
総合企画室 主査 佐々木 聰文 氏
特販事業部 主事 山野 晃太 氏
CS設備本部 CS営業部 第2グループ 副主事 府川 愛実 氏
大正5年創立 防災のパイオニア 能美防災が新たに市場に投入する新サービス、
災害の怖さを自分のものにすることの大切さを伝える
「火災臨場体験VR ~混乱のオフィス」
災害時に備えた備蓄品を入れ替える際に、寄付による社会貢献と経済的負担軽減を両立させる新サービス
「ストクル+(プラス)」
この 2 プロジェクトは、中長期ビジョン施策の一つである「未来共創プロジェクト」の一環として生まれました。
今回は上記 2 サービスをそれぞれ立ち上げた佐々木さん(総合企画室 主査)、山野さん(特販事業部 主事)、またお客様の隠れたニーズを掘起こし顕在化させるインタビューに携われた府川さん(CS営業部 副主事)、「未来共創プロジェクト」推進の支柱となって経営と現場をつないだ加藤さん(総合企画室 リーダー)にお話をうかがいました。
インタビュー
提案者は現業との兼任で、選考を通過した今回の 2 つのプロジェクトは事業化検討(社内外のヒアリング、具体化、検証、ブラッシュアップ)を 1 年半かけてきました。
何故このプロジェクトに取り組まれたのでしょうか ?
また取り組みの中で防災意識向上のためには子どもの頃からの教育が大切という考えを持つようになりました。 そこで防災教育に特化したサービスができないかと考えたのがきっかけです。
私自身総務部にいた当時、不要になった備蓄品を廃棄した際にまだ活用ができるのに捨てるのはもったいないと思ったのがきっかけでした。
お客様が本当に求めているのかといったことも客観的な根拠があったわけではなく、その後の 1 年間、未来共創プロジェクトの枠組みの中で社内外の意見をいただきながらブラッシュアップしていく必要がありました。
提案の中で考えていた災害体験の内容についても同社との話し合いの中で各段に深まりました。
検討していた事業展開のシナリオも具体性をもって見えるようになっていったことで提案を進展させることができました。
そんな中あるお客様のところへ話を持っていった時、実はこんなことでこまっていると話してくれたことがあり、私たちの問題意識とピッタリ一致したのです。
今になってみるとそこが転機だったように思います。それ以降、事業の進め方や仕組みづくりが一気に進んだように思います。
自分でできることには限りもあり、完璧なものにすることはできませんが、道半ばでも勇気をもって発信し、ぶつけていくことが大事なのだと思うようになりました。
企業は備蓄品の入替時に「ストクル+」を利用さえすれば、それだけで社会貢献ができることになりました。
正しい防災教育を受けた子どもがより多く増えていくことが、将来的に防災意識の高まった社会の実現につながっていくものと考えています。
これに貢献できるコンテンツ・仕組みを具体化し、子どもに送り届けたいです。
結局備蓄品を捨ててしまう。
もったいない、備蓄品管理業務に手間をとられているという状態から、「ストクル+」を利用することで自分のしている仕事自体が社会に貢献でき業務効率化もできることを伝えていきたいと思います。
「期待の先をカタチにする会社」を単なるスローガンにとどめるのではなく、投資、人材育成とリンクさせ「未来共創プロジェクト」を推進させる同社には、それを具体化しようとして学習する人、組織と、従来の枠組みを押し開く新たな事業が生まれていました。
組織の持続性確保の基盤となる防災意識と社会貢献という課題解決にとって、有益な施策開発と組織変革が同時に進み始めた同社の本気度は、貴社におけるこの領域の課題に必ずや応えてくれるでしょう。ご関心の向きは是非コンタクトしてください。