開催レポート/アート思考体験プログラム“正しさ”だけじゃ防げない。ハラスメント対策に有効なアート思考2025年11月11日(火)
2025年11月11日(火)「“正しさ”だけじゃ防げない。ハラスメント対策に有効なアート思考」をテーマに、合同会社anohi、おとなの図工クラブ代表 鎌田 奈那美氏をお招きし、セミナーを実施いたしました。
当日は1グループ5名のグループで、「アート×対話」を用いた独自のアプローチを用いたプログラムを通して、ハラスメントについて考えました。
ハラスメントを防ぐためには、規則やマニュアルだけでなく、日常の関係性や対話の質を見直すことが欠かせません。ハラスメントが起こる背景には、立場や価値観の違いがあり、「正しさ」だけでは対処しきれない場面も多く存在しています。
本セミナーでは、アートと対話を通じて、他者の言葉の受け取り方や解釈の違いを視覚的に理解し、相互理解と尊重を育むプロセスを受講者の皆様に体感していただきました。
1.なぜ、ハラスメントが起こるのか
ハラスメントが起こる背景にはそれぞれの立場と価値観がある
自分自身のものの見方と他者の見方の違いを感じる
対話と想像力が心理的に安全な場をつくる
自己理解・自己受容することを通じて、他者受容の土台をつくる
2.アートプログラムの体験・ポイント
アート×対話を通してそれぞれの人の言葉の解釈の違いを認識する
言葉で伝えることの難しさと大切さを体感する

3.なぜ、ビジネスにアートなのか
ITやAIの進化によって、既にある正解が誰にでも簡単に手に入る時代になった。
そのため、これからの時代に求められるのは、「正しい答え」を導き出す力だけではなく、「自分はどう感じ、何を大切にするのか」といった、人間らしい視点や問いである。
アートは自分の感情や価値観を言語化するのにとても有効なツールです。
anohiのプログラムではこのアートの持つ力を活かし“描く”⇔”言語化”の行き来を通じて、自ら問いを立て、深める力~~すなわちアート思考を育んでいきます。
VUCAの時代と言われて久しいですが、AIが本格的に身近になった今こそ、ビジネスマンにとってアート思考は必須スキルと言っても過言ではないでしょうか。
本セミナーにおける参加者の皆様からのご意見(集計結果)
Q: 本日の参加目的
- 職場でハラスメントがあったため
- テーマに興味があった
- アート思考という自分に一番足りない考え方を学ぶため
- ハラスメントをアートでどう解決するかを学びたかったため
- アート思考を用いたプログラムの有用性
- アート思考に興味があったため
- 正論だけではない
- ハラスメントに関する知識の再見直しのため
- アート思考について知るため
- ハラスメント対応の具体的な方法
Q: 本日の気づき・感想
- 前回受けた内容とメインのテーマはほぼ変わらなかった
- 期待以上の成果を持ち帰れそうです
- 他者受容を理解する上で、アートを使うと否定せずに受け入れることができると思った
- アートを使うからこそ、多様性をより分りやすく理解できた
- 自己受容と他者受容からのハラスメント領域へのアプローチの有益性
- 人の立場で考えること
- チームビルディングに使えそう
- アートを使うことで、簡単に率直に自己理解を深められた
- 手を動かしてそれまでのワークをコラージュすることが象徴的で儀式的だったのが印象深かった
- 相手の自主性をたいせつにして、話をよく聞き、理解するよう努める、否定しないこと
- ハラスメント防止に繋がる部分とメンタルセット部分との接続をより丁寧に伺いたかったです





鎌田 奈那美 氏
合同会社anohi/おとなの図工クラブ代表
内閣府所管 一般財団法人生涯学習開発財団認定アートワークセラピスト
2013年おとなの図工クラブの活動を開始。
IT企業での営業、出版社での商品企画・マーケティングを経て、2018年合同会社anohiとして法人化。
これまでにアートワークの提供実績のべ6,000名以上。
合同会社anohiでは、経済産業省をはじめ、ANAグループ、パナソニックグループなど様々な企業様とご一緒させていただき、法人化してからの6年間でのべ1万名以上の方に「おとなの図工クラブ」のプログラムをお届けしてまいりました。「おとなの図工クラブ」では、アートを通じて、若手社員が自ら考え行動する力を育むプログラムを提供しています。














