配信終了
生物はなぜ死ぬのか~生物学的死生観について~
(聴講時間:約98分)

お申込み受付は終了しました

ここ数年、世界中でCOVID-19が猛威をふるってきました。ヒトは無力で脆弱な存在であることを思い知らされた歴史に残る大きな出来事です。人生には1つの真実、「ヒトは必ず死ぬ」があります。
生とはなにか、また死とはなにか。地球上に生息する生物で、ヒトは唯一死を理解し、死を認識していると聞きます。今回の一隅会では、ベストセラーである『生物はなぜ死ぬのか』の著者である、東京大学 定量生命科学研究所 教授 小林武彦先生をお招きし、「生物はなぜ死ぬのか~生物的死生観について~」と題してご講演いただきます。

(本講演は2022年7月7日に開催されたものです。)

◆小林先生からのメッセージ◆

私たちは偶然この世に生まれてきました、女性だったり、男性だったり。人間であることもやはり偶然です。しかし、一度生まれたら、死ぬことは必然です。地球上の全ての生きものは、例外なく死ぬことになっています。実はこの「生まれたら必ず死ぬ」という逃れられない現実は、生物が地球に誕生した38億年前から決められているルールなのです。ではなぜ生物は永遠に生きられないのでしょうか。当日は、老化のメカニズムの研究から見えてきた死の意味、そして生物学的な死生観について一緒に考えてみます。

 

◆アーカイブ配信概要◆

聴講申込受付期間
2022年9月21日(水)まで
配信期間
2022年9月23日(金)〜10月6日(木)
聴講方法
YouTubeを使用した限定配信
聴講時間
約98分(講演:約73分 Q&A: 約25分)
聴講料
JMA法人会員企業に所属する方は無料
※会員外の方は対象外です。
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ご利用上の注意事項

  • 本動画はお申込者本人にのみ、限定公開されます。
    社内での共有をご希望の場合は、お手数ですが、本サイトをご案内ください。(視聴者ご本人の登録が必要となります。)
  • 本アーカイブ配信では講演資料の配布は行いません。
  • 配信内容の録画・転載等は禁止いたします。

プログラム

  • 老化のメカニズム
  • 死ななければならない理由
  • 生物学的な死生観

講師紹介

小林 武彦(こばやし たけひこ)氏

東京大学 定量生命科学研究所 教授

横浜生まれ、三島市在住。九州大学大学院修了(理学博士)。
基礎生物学研究所、米国ロッシュ分子生物学研究所(製薬企業)、
米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所、東京工業大学等を経て、
現職に至る。日本学術会議会員、生物科学学会連合代表。
伊豆の海と箱根の山をこよなく愛している。
著書にベストセラー『生物はなぜ死ぬのか』(講談社現代新書)、
『DNAの98%は謎』(講談社ブルーバックス)、
『寿命はなぜ決まっているのか』(岩波ジュニア新書)等がある。

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