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リーダーとしての自立と成長~共鳴型リーダーシップの発揮
【リーダーとしての自立と成長】
新型コロナウィルス感染症拡大の余波は、働き方と職場、働く個人の価値観の多様性を急速に拡大し、彼らの成長と事業、組織の課題解決を同時に主導する「リーダー」の育成に革新を求めるようになりました。
人材マネジメントの方向性は、自ずと社員に個性や自発性の発揮に向けた意識・行動変革、学習などを求め、自立を促す環境整備、育成が課題となっています。今多くの職場で求められている基幹人材の育成開発に、高度なリーダーシップが要件として重なるのは、このような変化の中で事業成長を担う自立したプロフェッショナル達を束ねられる、影響力ある「リーダー」の存在が不可欠であるからに他ありません。
本講演は、この課題に対し「成人の発達理論」の知見と、各種の関連理論を活用した独自の育成に実績の有る有冬典子氏を講師にお招きした3回シリーズの企画の中から、自らの著作を語りながら、参加者と重ねた対話の回を収録した内容となっています。
◆ねらい◆
本会は以下内容に対応した対話と体験学習の場です。
1)「成人発達理論」概要理解:多様な成長発達のプロセスを認識・受容する視座としての「成人の発達理論」の概要を理解する
2) 自立したリーダー要件理解:今、大きな影響力を発揮するリーダーへの成長要件を理解する
【テーマ図書】
リーダーシップに出会う瞬間 成人発達理論による自己成長のプロセス
成人発達理論をもとに、潜在的なリーダーシップを開発するための本
女性リーダーに抜擢された30歳の女性社員が自分の信念に立って自分らしいリーダーシップとは何かに気づき、人間性豊かに成長するプロセスを共感的なストーリーで描いています。
成長のプロセスは、ハーバード大学教育大学院などで研究が進む「成人発達理論」をベースとします。
「成人の発達理論」
私たちの生涯を「人格的な成熟と能力の成長を絶えず行うプロセス」とみなし、両者は相互に影響を与え合いながら、成人後も独立した形で成長するとしています。このうちスキルや知識など能力の成長ではなく、視座の高さや多様な価値観を内包できる人間の器部分の成長について、ハーバード大学のロバート・キーガン氏らの研究により理論的に明らかにされたものが背景となっています。※ただし、やみくもに高い発達を目指すことを必ずしも善とは捉えず、個人にとっての生きる意味や社会的な文脈をふまえた、緩やかな成長が重要であると説いています
著者:有冬典子
出版年月日:2019/01/25
定価 本体:¥1,500 (¥1,650 税込)
発行所:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
購入:「JMAM eショップ」
- 聴講申込受付期間
- 2022年4月8日(金)まで
- 配信期間
- 2022年4月11日(月)〜19日(火)
- 聴講方法
- Youtubeを使用した限定配信
- 聴講料
- 小会会員企業に所属する方は無料 ※会員外の方は対象外です。
- 利用での注意事項
- ・本動画は申込者本人に限定公開されます。
社内に共有する場合は、お手数ですが視聴者ご本人が再度登録を行ってください。
・本アーカイブ配信では講演資料の配布は行いません。
・録画・転載等を禁止いたします。
プログラム
著者による解説と参加者との対話
1) 個人の死角は組織の死角~いま、職場で起きていることとは
2) 視座の高さや多様な価値観を内包できる人間の器部分の成長「成人の発達理論」の理解
3) 今求められる人材像としての「リーダー」とは
4) 組織(役割)と個人(志)との葛藤、とらわれからの解放
5) 自らの志、理念(コア)に根差したリーダーになるために
~コアリーダー育成カリキュラム企業事例紹介
講師紹介
有冬 典子(ありとう のりこ)氏
株式会社Corelead 代表取締役 / 有冬C&Cコンサルティング 代表
名古屋市立大学大学院修了。外資系人材派遣会社入社3年目で全社営業マン800人中2位のトップセールスとなる。150名をマネジメントする経験を得て、2002年シーズ・キャリアリサーチ(現有冬C&Cコンサルティング)を立ち上げる。2017年、戦わないのに無敵のリーダーシップ「コアリーダー」育成の株式会社Corelead(コアリード)設立。階層別研修、女性のリーダーシップ開発、組織風土改革コンサルティング、ダイバーシティ及び女性活躍推進普及講演や研修を中心に活動。