【2018年1月30日(火) 開催】『危機感のない日本』の危機~世界の常識は日本の非常識~
JMAマネジメント講演会は、一般社団法人日本能率協会(JMA)が開催する講演会です。
今回は、大石久和氏をお招きして「『危機感のない日本』の危機~世界の常識は日本の非常識~」と題し講演をいただきます。大石氏は国土交通省において長年にわたり国土整備に取り組まれてこられ、「国土に働きか ける(インフラ整備する)ことによってはじめて国土は恵みを返してくれる。いかに国土に働きかけていくのか」を主題とする「国土学」を提唱しておられます。
わが国は約20年間にわたり横ばい状況の経済成長が続いています。政府において各種の経済対策が講じられましたが、その効果も限定的で現在に至っています。かつてわが国ではインフラ整備が経済成長に大きく寄与していましたが、現在では投資は減少し、老朽化も進みその効果は限定的になっています。しかし、先進諸国では、インフラ整備が経済成長に寄与すると、現在も戦略的に投資を継続しています。国の経済成長に寄与するインフラとは何でしょうか。先進諸国の事例などを参考に、これからのわが国・産業界で取り組むべき方向性についてお話いただきます。是非この機会に関係各位の積極的なご参加を賜りたく、ご案内申しあげます。
- 日時
- 2018年1月30日(火)15:00~17:00 (受付14:30~)
- 会場
- 日本能率協会 研修室 <東京都港区芝公園3-1-22>
- 参加対象
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- 企業各社の経営者、役員、幹部の方々
- 企業各社の人事・人材開発部門等の管理者・担当者の方々
- その他、本テーマに関心をお持ちの方々
- 参加料
- 法人会員(無料) / 会員外有料(¥20,000/ 1名 税別)
(定員40名 会場の都合により、定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
プログラム
テーマ・プログラムの内容は都合により変更される場合がございますので、予めご承知おきください。
15:00~17:00(Q&A含む)
- 講 演
- 『危機感のない日本』の危機 ~世界の常識は日本の非常識~
- 世界のなかで唯一経済成長しない国
- 東京首都圏一極集中という危機
- 先進各国に大きく遅れをとるインフラ環境
講師紹介
大石 久和(おおいし ひさかず)氏
公益社団法人 土木学会会長
一般社団法人 全日本建設技術協会会長
京都大学大学院経営管理研究部特命教授
- 1945年
- 兵庫県生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、建設省(現・国土交通省)入省。大臣官房技術審議官、道路局長、国土交通省技監を歴任。
- 2016年
- 6月、一般社団法人全日本建設技術協会会長に就任。
- 2017年
- 6月、公益社団法人土木学会 第105代会長に就任。
一般財団法人国土技術研究センター国土政策研究所長、
京都大学大学院経営管理研究部特命教授を兼務。
■著書
●『国土学事始め』(毎日新聞社,2006年3月)
●『国土学再考 「公」と新・日本人論』(毎日新聞社,2009年2月)
●『日本人はなぜ大災害を受け止めることができるのか』(海竜社,2011年10月)
●『国土と日本人』 -災害大国の生き方(中公新書,2012年2月)
●『国土が日本人の謎を解く』(産経新聞出版,2015年6月)
●『「危機感のない日本」の危機』 (海竜社,2017年9月)
■共著
●『現在知vol.2 日本とは何か』(NHK出版,2014年3月)
●『築土構木の思想』(晶文社,2014年7月)
●『国土学 国民国家の現象学』(北樹出版,2016年4月)