イベントレポート

CONNECT Labo 第1回イベントレポート

日時:10月2日(金)18:00~20:00

場所:BIZSPO永田町

人と人をつなげて新しい出会いを創るCONNECTのイベント第1弾。
コミュニティを活用したビジネスの広がりを進める実践者・挑戦者をお招きして、 事例共有&情報交換会を行いました。
会場で語られた講演者の想いと取り組み、 そして参加した皆様の様子をお届けします。

■イベントレポート

~いざ、イベントへ~

永田町駅から青山通り沿いを徒歩5分。皇居外堀方面に歩くと見えてくるのが、今回の会場であるBIZSPOの入り口です。会場は吹き抜け構造となっているイベントスペース。会議室とは違って、気軽に会話が生まれそうな雰囲気です。

〜18:00 イベント開始〜

最初に主催者の日本能率協会・金井より、今日の趣旨と流れをご説明。

「今回は、9月から開始した新サービスCONNECTのリリース記念イベントです!!新しい出会いづくりに賛同頂いた2社の方から事例をお話いただきます。そして、終了後には交流会・名刺交換会の時間もありますので、ぜひ積極的なネットワーキングにご活用ください!」

今回は趣旨に共感して頂いた実践者2人の事例が伺えることに加え、参加者同士の交流もできるとのこと。期待が高まります!

~18:05 参加者自己紹介~

そのあと、1人ずつ簡単な自己紹介タイムです。

「新規事業としてヘルスケア領域をはじめたので、こういう場に興味をもった」
「スポーツ関連の事業をしているので、講演テーマに興味がある」

といった話からお互いの共通項も感じられて、会場の空気もなごんできました。

~18:10 事例講演① 株式会社CUVEYES 宮武拓也さん~

 ここから待ちかねていた事例講演のスタートです!

最初は、ヘルスケアアプリ「SPOBY」を運営するCUVEYESの宮武さん。
登録人数も、賛同企業も、参画自治体も右肩上がりで伸びている、今注目のサービスです。
キーワードは「ヘルスケア×エンタテインメント」。

  • アプリに登録した人は、歩けば歩くほど企業からの協賛品などがもらえる。
  • 協賛企業は、マーケティング活動やブランディングに使える。
  • そして、「クラウドマラソン」を活用してふるさと応援も可能に。

といったwin-win-winのモデルをつくり、健康課題×経営課題の同時解決を目指しています。

「私自身は製薬会社でキャリアをスタートし、その後広告会社でヘルスケア系のプロモーションを担当してきました。その頃思ったのが一次予防の重要性なんですよね。それを事業にできないかと思って始めました」
「でも、健康な人ってなかなか予防に意識が向かないんです。そこで、健康に気を遣う人ほど得になるような世の中にできないかと思って。シンプルに歩くことを軸にして、企業からのスポンサーシップを組み合わせた仕組みを考えたんです」

といった話から始まり、実際にどんな企業がSPOBYに参画しているのか。ユーザーはどのように広がっているのかといった具体事例をいくつか話して頂きました。

「先日リリースした『ふるさとマラソン』は、クラウドマラソンの仕組みを使って、自治体への寄付と返礼品を組み合わせたんですが……10件ほどすぐに問い合わせを頂きましたね。今後は地域の水族館とかスポーツチームなどにも広げられないかと考えています」

といった話は、まさに新しい出会いを広げ、ファンを増やしている過程のストーリー。

これからのSPOBYの発展が楽しみです!

~18:40 事例講演② クリーク・アンド・リバー社 石井温さん~

次に登壇したのは、社長に何度も直訴して新事業を立ち上げた石井さん。
人材派遣・紹介業から映像コンテンツ制作等、幅広く手掛けるクリーク・アンド・リバー社ですが、そこで石井さんは、アスリート向けのエージェンシー事業をスタートしたのです。

「大学時代までずっとバスケをやってきたのですが、トップクラスの選手でもなかなか稼げなかったり、引退したら輝きを失ってしまったりする例を見聞きして『なんでかなぁ』と思っていたんです」

という話に出るように、スポーツ選手のサポート事業をやりたいとずっと思っていたそうです。とはいえ就活ではなかなかピンポイントの仕事は見つかりません。そこで、エージェント事業で基礎を学ぼうとクリーク・アンド・リバー社に入社したとのこと。

「とはいえ配属された事業部もおもしろかったので、実際はずっとWEB広告の仕事にはまっていました(笑)。ただ去年、やっぱりこのテーマをやりたいなと思って役員に相談し、社長に直接プレゼンする機会をもらったんです。アスリートの方が引退した途端に困る例も聞いたので、『アスリートの生涯価値を上げる』という目線でのサービスを考えました。」

その直訴が通ったのが今年の3月。晴れて開始した矢先のコロナ禍だったそうですが、それでも最近、各地のスポーツチームとパートナーシップ締結を結び、伴走型のキャリア支援を始めています。

「生涯目線の支援こそ特徴なんです」と石井さんは話していますが、そこでまた様々なネットワークが活かされていくことでしょう。今後の広がりが期待されます!

~19:10 交流会~

講演が終わったところで会場をフリースペースに模様替え。
冒頭一言自己紹介があったためか、近い人と自然と名刺交換が始まりました。話し出すと共通の関心テーマも見つかりやすく、それぞれ会話が盛り上がりはじめました。

講演者のもとにも順次名刺交換の人が訪れます。「もう少し詳しく聞きたい」「実際はどうなんですか」と、なかなか講演中には聞けなかったことを直接伺える機会にもなったようです。

~20:00 終了~

CUIEYES
●運動量に応じて企業のスポンサーシップを獲得できるアプリ:SPOBY

CREEK & RIVER「プロフェッショナルの力で世界を変えていく」ことを掲げ、エージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業、教育事業を展開する。
●アスリート・エージェンシー事業