お客さまの望むイメージを実現したい
~壁にも床にも使える大型印刷をオーダーメイドで~
アパレルショップの店頭ディスプレイ、飲食店のおしゃれなカーペット、新製品の広告看板等、日頃目にする中に、PHOTOBITIONの制作物があるかもしれません。
お客さまのイメージをどうしたら実現できるか、難題ほどできたときがうれしいと話す北さんと高橋さんに、具体的な仕事内容について、伺いました!
フォトビション・ジャパン株式会社
セールスマネージャー 北氏
ビジネスエグゼクティブ 高橋氏
お客さまの相談に応えていくのが楽しい

僕は営業です。
規格品売りではなく、オーダーメイド対応が当社のスタイルなので、お客さまにあわせてわりと自由に動いています。

私も営業系ですが、どちらかというと縁の下の力持ちのような役割ですね。
お客さんと外で打ち合わせしつつ、社内の制作サイドに伝えて進行管理したり、クオリティのチェックをしたり……配送・取り付けも含めて全工程をサポートしています。


僕は最初、イベント関係の会社で働いていました。
そこでちょっとしたチラシをつくっていたんです。
本当に素人仕事ですけれどね。
でもその作業が楽しかったので制作するような会社に興味を持ち、たまたま当社を見つけました。


18年経ちますね。基本的に楽しいですからね、それで続けてこられたのかなと。

私もここが2社目で、経験ゼロで入っています。
前職では販売の仕事をしていました。


販売では、季節ごとにレイアウトを変えたり新しい見せ方をしたりするんです。
その時に毎回新しいアイデアを提案してくる代理店の方を見て、楽しそうだなと思って。
そこから、こうした仕事を知って転職しました。


そうですね。
中心の技術としては、インクジェットのプリントです。
家庭用のものと基本的には同じですね。
ただ大型で高精度な機械を持っているので、壁用でも床用でも何でもできちゃうというのが特徴です。

受注から仕上がりまで、ワンストップでできるのが強み

アパレル店舗が多いですね。
ウィンドウディスプレイの模様替えをするときなどに使って頂きます。
たとえば壁を塗るんじゃなくて印刷したシートを貼ることで、雰囲気を変えられますよ。


普通の印刷だと本当にたくさん会社がありますが、大型印刷となると、わりと限られてきます。
かつ、ワンストップというのも特徴です。
この事務所の裏手に工場も併設しているんですが、都内にこうした工場まで持っている会社はほとんどないですからね。

クオリティの高さも、大事にしています。
カラーマネジメントシステムも導入して、クライアントの求める色に極力あわせますので。
実際色味をそこまで追求して制作するところは、そうないでしょうね。


そうなんです。
印刷後の加工をさらに違う場所でやっている会社もあると思います。
それに比べると、ここで営業・制作・加工を全部やれますので、そこは強みかなと思います。


やっぱりアパレルブランドさんの仕事は、完成すると人目につくので、達成感がありますね。
毎回、「こんなことをやりたいという」相談で頭を抱えることも多いのですが(笑)。


連絡が来るのはもちろんうれしいんです。
店舗の中のディスプレイ全体をどう見せるかというチャレンジですね。
クオリティもスケジュールもきっちり求められるので、そこを全部やり切れたときに、やってよかったと思います。

多くの人の目に触れる瞬間が、達成感に

失敗は数限りなくありますね(笑)。
過去に経験知がないものほど、仕上がり時にトラブルが起こりがちで……。
壁紙がうまく貼れなかったり、数日たつとはがれてきてしまったり。
場所によっては通行人の迷惑にもなりかねないので、いろんな予測が必要です。


そう思います。
想定されるリスクやトラブルなどは、できるだけお伝えするようにしていますね。


やっぱり、自分が携わった広告が大きく取り上げられて、その製品に人が群がる光景を見たりすると、手ごたえを感じます。
どの案件も大変なんですけど、いろんな人の目に触れたときには、やってよかったなと思いますよ。


そうですね。
全国での取り付けは、協力会社とのネットワークで行っているのですが、納期が決まっているものを全国で一度に設置できると、達成感というか、しびれますね(笑)。


基本的には個々が考えて、自由に動くような組織なんです。
で、もちろん、自分一人で考えられないこともあるので、それは知っている人に聞きます。
この件ならこの人だろう、あの人に相談してみよう、と思ったら自由に聞きに行ける雰囲気だと思います。


普段の会話で、そんなに上下関係とかないですね。
あと、工場と隣り合っているので、つくっているものが常に目に入るんですよ。
自分に関係ない制作物でも、おもしろい試みをしていたら目に入るし。
見るだけでも勉強になります。

いろんなコラボレーションを広げていきたい

アパレルやイベント関連のお客様が多いので、今回のコロナ禍の影響はどうしても感じます。
ただ弊社に求めてくださる点はまだあると感じますね。
値段だけじゃなくクオリティを理解してくださっていたお客様が、こういう状況でも相談してくれています。


やはりクオリティを保つ仕事を続けていくことの大事さを再認識しました。
ただ、同じことの繰り返しではいけないので、常にお客さまの求めているものに向き合う必要は感じています。


今回、このCONNECTに興味を持ったのも、日本能率協会さんのネットワークを活用して、今まで関わりのない業種の方と知り合う機会になるんじゃないかと期待したからなんです。


先日行かせていただいたイベントでも、医療業界とか、個人向けサービスを行っている方とか、今まで出会わなかった方に会えたのが新鮮でした。


たとえば先日、寝具メーカーさんとオリジナルデザインのカーテンづくりをコラボレーションしました。
あと、ホテルの一室をキャラクターでラッピングするときに、弊社も関わらせてもらって、壁紙シートやカーペットをつくりましたね。


そうなんです。あるお店の場合は、自分たちで印刷したチラシをぺたぺたと貼っていたので、簡単に貼れるステッカーを提案したんです。
実は金額も高くなくて、僕らとしてはよくある素材だったのですが、知って頂いてはじめて便利さが伝わりますので。


「ここが物足りない」とか「ここでもうひと手間加えたい」といったときに、印刷でできることが実はたくさんあると思っています。
こんなことできるの? という段階でお問い合わせ頂けたらうれしいですし、そこには必ず何かしら応えていきたいと思っています。


最後にファブリックサインのファブリックを外すところを見せていただきました。
とても簡単に外せるんですね